暗室のレイアウト、配管、役立つグッズ

近年、デジタルカメラでの撮影が多くなり、どうしても暗室作業が少なくなってきました。
しかし、アナログならではのデリケートで繊細で微妙なトーンの再現性、印画紙の質感、保存性。などなど今の時代でも魅力はありますね。

で、暗室を紹介します。
左から引伸機、作業スペース、シンク。シンクの上に印画紙をストック。シンクの後ろの薬品などをストック。となっています。

若干倉庫に近くなっており、ちらかっています。(^^;

書籍などによると引伸機はドライエリアに。
シンクはウエットエリアに。となり通路などで分離したほうがいいと書かれていますが、それが出来ず、延長線上に並んでいます。
湿気を考えると印画紙のストックもシンクの上はよくないかもしれませんが、普段の換気をよくする事で現状ではシッケてはいないようです。


引伸機はラッキー90Mとオメガです。引伸機は長く使えるものなので良いものを買った方が良いと思います。レンズも消耗品のように言われる方がいますが、確かに数年使えばダメージがありますが、それほどの頻度でなければ案外もちます。これも予算の許す限り良い物が良いと思います。


ペーパーの現像はバット現像(皿現像)はもちろんですが、
ラッキーのノバを使っています。

11x14インチを4枚処理できるタイプです。
大きな印画紙を処理すると角をぶつけてしまう事や、ムラが出来やすいですが、これはそれがなく便利です。温度管理もヒーターが入っているので正確に出来て便利です。(カラー印画紙の使用も出来る仕様です。)

また処理が現像、停止、第一定着、第二定着、と工程が多い人だとバットを置く場所が困り、その点でもノバは楽です。

ノバの温度コントローラー

11x14の印画紙を上から入れて、順々に処理していく
現像、停止、定着を2回

薬品はコックをひねると排出されます。排出された薬品をそのまま下水に捨ててしまうならこれでもかまわないですが、ポリタンクに入れて業者に出す場合はちょっと高さの点で不便。下にバットを置いてためてから、ポリタンクに。

配管の工夫も必要です。
濾過フィルターを通過した温水と水道水
それをいくつかの蛇口で取り出せたほうが便利です。

右の写真は濾過フィルターを通過した温水と水道水を
ミキシングしています。それが、シンク上で4つの蛇口で取り出せます。



ノバを置いてもまだこれだけ余裕があります。
水洗予備、水洗、トーニングと処理は続く

配管につけた温度計
反応が早くないので、異常がないか時々見る程度です

電子式液温計
反応が早く、正確
ただ、うちではよく壊れる
右にあるのが濾過フィルター

電気温水器
30度から設定できるのでこれにしました。
モノクロ処理は20度が多いので、水道水と混ぜます

引伸機下にあるのが印画紙の乾燥棚です。

写真用品でも棚は売っていますが結構な値段がします。
これは日用品でセーターなどを乾燥するためのものです。
11x14なら4枚 8x10なら6枚程度が一段にのります

バラ板は自然乾燥が今の流行です
フェロがけの光沢もいいですよね

マルチグレード用フィルター 
レンズ前にかけるタイプとランプハウスに入れるタイプと2種類あります。
特定のフィルターだけダメになるのでバラ売りがあると便利なんですが。

正確なピントを見るためのルーペ
ピークの1型2型がおすすめ

ゾーンIV社のパーフェクトフラットナー

これに入れて逆反り状態にしておけば
フラットになるというもの
僕自身はそんなにアーカイブに拘っていませんが、極力熱処理は避けたほうがいいのです。

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